今回のゲストは小金井雑学大学学長の富永一矢さん。
小金井市内や近郊から集まったお客様を前に、
元小金井市職員鈴木さんの司会でトークが始まりました。
左から鈴木さん、富永さん、アートフルアクション事務局の佐藤 |
まずは富永さんの幼少期、
現在「はけの道」として知られている地域の、
戦中・戦後が語られました。
紡績工場と小さな集落しかなかった時代の小金井が、
富永さんの軽快なトークで生き生きとよみがえります。
お客様の一人に、当時紡績工場で働かれたいた方が
いらっしゃったこともあり、
「小金井弁」とでも呼ぶべき方言についても再現を交えて話が及び、
会場内からは大きな笑いがあがりました。
(いまも70代以上の方が集まると
自然と「小金井弁」になってしまうとのこと!)
発展と拡大にともなって、「顔の見える」町ではなくなっていきましたが、
小金井には、まだまだたくさんの魅力があります。
自然や歴史のすばらしさが、富永さんも出演されたNHKの『小さな旅』と
朝日新聞の連載記事から書籍となった『中央線の詩』(出窓社)
をひきながら紹介されました。
お客様の一人からも
「中央線の北側にすんでいると南側のことをあまり知らない。」
との声が出ましたが、
富永さんも曰く
「小金井の魅力は、実は市民が一番知らないのでは。」
武蔵小金井についても書かれている『中央線の詩』 |
小金井を知ってもらうこととつながるのが、
富永さんが行っている人が集まる場づくりです。
30年間続いている鉄道模型の運転会、
その根本にあるのは、「遊びたい人この指とまれ!」
といって集まる「子どもの遊びの精神」とのこと。
子どもの遊びには会則もないし、
毎回来なくて良い、急にふらっと入ってきてもいい。
ルールで縛った組織を作らないことが、
「人が集まる場」につながると仰っていました。
鉄道模型の会でも、何年も来なかった人が
ふらっとやって来ることがあるそうです。
鉄道模型の運動会は、若者にも気軽に参加して欲しいそうです。
特に重いレールを運ぶことができる人が不足とのこと(笑)
トーク終了後も、富永さんの持参された資料閲覧や、
『小さな旅』の上映が行われ、富永さんと観客の皆さんが、
フレンドリーな雰囲気で交流されていました。
終了後の風景 |
富永さん、楽しくためになるお話を、ありがとうございました。
来場の皆様も、どうもありがとうございました。
是非次回もご来場ください!
富永さん、ありがとうございました。 |
さて第二回のゲストは、帆前掛け専門店
「Anything」の西村和弘さんです。
http://www.anything.ne.jp/index.html
皆様のご来場をお待ちしております!
「Anything」の西村和弘さんです。
http://www.anything.ne.jp/index.html
皆様のご来場をお待ちしております!
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