2010年12月31日金曜日

お正月は「小金井でつくる新たな伝統」(1/5)で!

いつもの景色が違って見える。
さまざまな人のさまざまな小金井ストーリーを聞いて、
そんな体験をしてみませんか。

小金井110人の想いをつなぐ、
連続トークイベント「小金井110人のストーリー」

次回のお正月特別イベント!ゲストは、
江戸糸あやつり人形劇団 結城座の澤田麻希さんです!



1635年創設からの伝統を引き継ぎながらも、
国内外でのジャンルを越えた共同制作や公演活動を展開し、
常に新たな創作への挑戦を続ける結城座。
http://www.youkiza.jp/

その活動を見つめ、その魅力を伝えてきた澤田さん。
その想いに迫ります!

日時|2011年1月5日(水)19:30-(1時間半程度)
参加費|無料 ※ 今回から無料になりました!
定員|30名
会場|小金井アートスポット シャトー2F
(小金井市本町6-5-3 シャトー小金井2階)
http://chateau2f.blogspot.com/p/f-f-jr-jr.html

申込方法|以下のオンラインフォームよりお申込ください。

みなさまのご参加お待ちしておりますー。

結城座プロフィール|
国の記録選択無形民俗文化財/東京都の無形文化財
公益財団法人 江戸糸あやつり人形 結城座

江戸時代の寛永12年(1635年)に初代結城孫三郎が創設以来、現在12代目結城孫三郎まで375年以上の歴史がある江戸糸あやつり人形の劇団です。古典の糸あやつりをベースに、写し絵芝居、新作公演、海外のアーティストとの共同制作等、幅広い公演活動を行っています。また、普及と育成のための、体験ワークショップや展示会、講演会も積極的に行っています。

ゲストプロフィール|結城座 制作部 澤田麻希
日本大学芸術学部卒。1998年の入座以来、結城座の全ての自主公演に関わる。また、全国各地で行われる文化施設主催公演開催のための交渉や打合せにも当たる。文化庁や東京都の文化財課との折衝も担当する。

次回予告|1月15日(土)11:00−
次は「成人の日」記念でお送りしますー。乞うご期待!

2010年12月22日水曜日

【第4回開催報告】小金井から発信するアート 太田素子さん、沖冲.さん(12/18)

第4回「小金井から発信するアート」では、
小金井でアートスペース「モグラグガレージ」を運営している
太田素子さん(オーナー)、沖冲.さん(ディレクター)
にお話を伺いました。


モグラグガレージのはじまりは、
作家として制作場所がある住居を探していた
太田さんらが1階にガレージがある物件と出会ったことでした。

はじめは当初の目的通りに1階で制作をしていました。
通りに面したガレージで制作をしていると、
近所の人などに見られるようになります。

そこから場を介したコミュニケーションの可能性を感じ、
作品を提示する場所へと変化させていったそうです。

はじめはガレージそのままに使いながら、
やがて白い壁も立てるようになった頃から
「モグラグガレージ」の活動として本格化していきます。
(いまも床はガレージそのまま)


あえて「ギャラリー」と言わず
「ガレージ」と言い続けることには、
単なる展示空間ではなく、ものをつくる側から
発信をすることの可能性を模索しているからだそうです。

あいまいな「おもろいもの」が出会う場所。
面白い人と面白い人が出会う場所として、
作品と作家の距離感が近いというのもモグラグの特徴。
食べて、飲んで、寝れる(!)ギャラリーだそうです。

場所を生かすためにも作家とのコミュニケーションを
重視するいっぽうで(ただでさえ狭いアート業界の)
関心ごとに分かれている「玉」をつなげるようなことをしたい。
お客さんも、毎回気合いを入れてつくっているフライヤーを
片手に都内外から訪れるそうです。

ラジオやUstream、雑誌まで発刊するのは
とにかく間口を広くして入ってきてもらって
作家の世界へどっぷりつかってもらうため。
このガレージというハコからどこまで発信できるか、
ということも考えているそうです。


たとえば
海外にモグラグマガジンを売りこんでいく、
下校中にモグラグに立ち寄っていた小学生が
テレビのインタヴューでモグラグの話をする・・・

太田さんと沖冲.さんのお話から、
何度も登場した「おもろいこと」という言葉、
聞いているこっちも「おもろく」なってくるほどでした。

モグラグは今後もいま以上にエネルギーを発信し続け、
今後も「おもろさ」を突き詰めていくに違いありません!
楽しみです!みなさんもお見逃しなくっ!

2010年12月21日火曜日

【第3回開催報告】小金井自慢の子育て!高橋雅栄さん(12/18)

第3回「小金井自慢の子育て」
ゲストは、小金井で子育て支援の活動をされている
子育てサロン@SACHI代表の高橋雅栄さん
http://www17.ocn.ne.jp/~sachi169/
にお話を伺いました。

まず子育てサロン@SACHIの活動についてです。
子育てをするママ達が情報を共有する場所が
必要であると感じ、広場をつくっていく活動を始めました。

高橋さんとアートフルアクションの山田

場所も資金もないなかで、知り合いの家の1階を
つかわせてもらったり、手伝ってもらえる人には
どんどん手伝ってもらったりと
ママ達のちからをすこしづつ合わせて
無理なくみんなで作り上げていくという
スタイルだったそうです。

だんだんと形になり訪れる人が増えるなかで
ただママ同士が情報交換できるだけでなく
専門家から子育ての知識を聞けるような
「まなび」のニーズが高まるなど
様々な動きが出てきたということでした。

子育て支援の屋台村、Hei Say!おさんぽカフェを紹介中です。

そこで出会った才能を持ったママ達の
力をなんとか社会に還元できないかと考え、
現在は小金井市で市民起業支援活動も始められました。

家庭と自己実現と地域への社会貢献を実現でき、
なおかつその人に合った形を共に考えられています。

母のため、熱心に聞き入る息子の姿も(?)

また最近では小金井でホームスタートを
はじめる計画をつくるということも。

ホームスタートとはこどもがおおきくなった
先輩ママが子育て奮闘中のママのところに
行ってお話をするというイギリス発祥の
子育て支援活動だそうです。

常に現場に出つつ、情報収集も怠らない
その姿勢はとてもパワフルで
一緒にお話ししていて
たくさん元気をもらいました。

最後に、これだけのハードな活動に
高橋さんをつき動かす思いとはなんなんだろうと
思い聞いてみると、やはり現場の声は大きな
エネルギーのもとになっているようで
「将来、支援のいらない社会になればいいな」
と語ってくださいました。

現場の「いま」をつくっていくのには
日常を自分で再確認し、そこからより良い環境を目指して
動いていくことの大切さを改めて痛感しました

高橋さん、本当に貴重なお話ありがとうございました!

この日(12/18)は2本立て。
19時半からはモグラグガレージの
太田素子さんと沖冲.さんをお迎えしました。
こちらの様子は別の投稿で…。

2010年12月7日火曜日

【第2回開催報告】小金井で挑戦するお店!西村和弘さん(12/1)

今回のゲストは、帆前掛け専門店
「Anything」の西村和弘さんです。
http://www.anything.ne.jp/index.html

入口すぐのスペースにぎっしり詰めかけたお客様を前に
アートフルアクション事務局の佐藤の司会でトークが始まりました。

西村さんとアートフルアクション事務局の佐藤

まずは、西村さんと前掛けの出会いから話は始まりました。
Anythingを立ち上げ、両国でTシャツの仕事を始めた西村さん、
前掛けに注目したのはほとんど偶然だったと言います。

浅草橋たまたま目についた前掛けにプリントを施し、
自身のウェブサイトに掲載していたところ、
予想外に問い合わせが多く、
次第に前掛けを扱う様になったとのこと。

しかし、本格的に前掛けに取り組もうと考え、
実際に作っている職人さんたちにたどりつくまでは
非常な苦労をされたそうです。

日本の流通では途中段階で、
二重三重に代理店や工場が入ってくるため
間のブラックボックスとも言える段階を溶きほぐすために
一年以上もかかったという話でした。

最終的に、愛知県豊橋市が産地であることを突き止め、
自分の取り組みを直接説明して本気である事を理解してもらい
職人さんたちとの交流が始まります。

一方、前掛け産業の経済的状況を実際にみて
「見て見ぬふり」はできないとも思われたそうです。

Anythingの前掛け。豊橋の職人さんたちとの協力で作り上げています。

当初、前掛けは全く売れず。
東急ハンズにコーナーを作ってもらったものの、
十日間以上売上がない事もあったと言います。

しかし、形だけまねた外国さんの量産品とは違うしっかりした質への理解、
様々なイベントの展開によっての浸透、
不況によって逆に「前掛けの似合う飲み屋」の増加するなど、
次第に売上は軌道に乗っていきます。

しかし、ここで放っておいては単なるブームに終わると考えた西村さんは、
次の一手として海外への紹介を考えます。
地道な売り込みの結果、アメリカで大手代理店に扱ってもらう事が決まった上、
紀伊國屋書店のニューヨーク本店で、展示会の開催も決定しました。

この展示会には、前橋市の職人さんたちも駆け付け、
ニューヨーカーが職人さんたちに握手を求める列ができるほど
大盛況に終わったそうです。
ニューヨークでの西村さんと職人の皆さん

小金井から世界へ前掛けを発信している西村さん。
小金井市の事務所では両国のビジネス街とは違う、
鳥の声が聞こえる環境でクリエイティブな仕事ができていると言います。

取引相手は小金井の外、都心を拠点に活動している方が多い中、
市内を案内してビジネス以外の話もしながら、
小金井の良さを伝えて商談にも生かしているとのこと。

連雀通りから、ドックデコさんの横を抜けてはけの道へ降りていき、
美術館まで歩いて、湧水をみた後に喫茶店による。
そのあと、はけの小道を抜けて農園の間を通り、
Anythingの事務所にたどりつくというのが、
商談相手もリラックスして、話もまとまる必殺のルートとのこと。

小金井と日本のモノづくりの魅力を伝えて下さった西村さん。
参加者からの質問に答えた後、
クイズの正解者にオリジナルバッグをプレゼントくださいました。

アートフルアクションのバッグを参加者にプレゼント


素敵なオリジナルバッグ
小金井から世界へ!をキーワードに挑戦し続ける西村さん。
熱い思いと、小金井の素晴らしさが伝わるトークをありがとうございました!
ちなみに来年は、豊橋の職人さんたちと触れ合うバスツアーを企画されているそうです。
西村さん、ありがとうございました。
さて次回12月18日(土)は2本立て

第3回「小金井自慢の子育て」11:00-
ゲストは、小金井で子育て支援の活動をされている
子育てサロン@SACHI代表の高橋雅栄さん。
http://www17.ocn.ne.jp/~sachi169/

 第4回「小金井から発信するアート」19:30-
続いて、夜の回のゲストはモグラグガレージの
太田素子さんと沖冲.さん

皆様のご来場をお待ちしています!


■ 当日アンケートから

おもしろかったです。1時間半があっという間でした。人のもつ力を思い出させてくれ、信じさせてもくれるよいイベントだと思いました。

西村さんの熱い思いが伝わってきました。「人とのつながり」を大切にしていきたいと思います。

西村さんが人と人とのつながりを大切にされているからこそ今があるということが伝わってきて感動しました。

心でいろんなものやお金や人が動いていくのがすごいなと思いました。それに加えてプレゼンの上手さもある西村さんのバランスの良さもすごいと思いました。

次回は2本立て!(12/18)

いつもの景色が違って見える。
さまざまな人のさまざまな小金井ストーリーを聞いて、
そんな体験をしてみませんか。

小金井110人の想いをつなぐ、
連続トークイベント「小金井110人のストーリー」!

今回は豪華な2本立て!!
昼夜に分けてお送りする増刊号です。

日時|12月18日(土)11:00-/19:30-
(どちらも1時間半程度)
参加費|500円、定員|30名
会場|小金井アートスポット シャトー2F
(小金井市本町6-5-3 シャトー小金井2階)
http://chateau2f.blogspot.com/p/f-f-jr-jr.html

第3回「小金井自慢の子育て」11:00-
ゲストは、小金井で子育て支援の活動をされている
子育てサロン@SACHI代表の高橋雅栄さんです。
http://www17.ocn.ne.jp/~sachi169/

誰しも子育ては初心者、学校でも教えてくれない、
じゃあどうすればいいの?

そんな想いから、小金井市を中心に地域で子育てを
支援するさまざまな活動をされてきました。

ママ達の「あったらいいな」の身近な声から
はじまった子育てサロンという場所づくり。

今ではママ達の持ついろいろな力を形にする活動として
起業支援や、新たな試みであるホームスタートなど
新しい時代に必要なものを常に追い続けています。

そんな彼女の「今」考えとは
一体どんなものなのか

その経緯や想いを
お聞きしたいと思います!

※ 第4回「小金井から発信するアート」19:30-
続いて、夜の回のゲストはモグラグガレージの
太田素子さんと沖冲.さんです。

ガレージを改装したアートスペースとして
飛び切り新鮮な表現を発信し続けるモグラグガレージ。
「国分寺のアートスペース」と銘打ってますが、
実は住所は小金井、貫井北町です。
http://mograg.com/

ギャラリーでの展示やイベントだけでなく
マガジン、ラジオなど多彩なメディアを
駆使した活動はモグラグの魅力を
惜しみなく伝えています。

なにより、
モグラグに関わっていると楽しそう!
そんな感じが伝わってきます。

今回はダブルゲストでモグラグの
ディレクター 沖冲.さんも登場しますー。
お2人にはスペースにかける「想い」をうかがいます。

脱線必至。何が飛び出すか分からない…。
たまにはこんな夜もいいものです。

みなさまのご参加お待ちしておりますー。

申込方法|
以下のオンラインフォームよりお申込ください。
http://bit.ly/koganei110

ブログ|http://koganei-story.blogspot.com/
ツイッター|http://twitter.com/koganei110

次回予告|1月5日(水)19:30−
お正月記念でお送りしますー。乞うご期待!